冷涼地・暖地・中間地とは?種を植える時期は場所によって違う。大根の種を植える準備と勉強<週末レンタル菜園生活<3週目①>

週末レンタル菜園生活の2週目でショックだったのは、夫の大好きな落花生の種が1つも発芽していなかったこと。

種まきの時期もバッチリだったんですが。。。

苗のほうは、元気なので救われました。

今度は発芽させたい!
そこで、3週目に行く前に、勉強することにしました。

そして、前回の反省をもとに、1回で植える種類を少なくして、畑へ行く前に、勉強しておくことにしました。

3週目は、大根の種を植えることにします!数年前に買ったこの種を植えてみます。

まず、この種の袋の裏側に書いてある、種をまく時期についての冷涼地・暖地・中間地とはどこなのか?調べてみました。

大根の種まきの時期

冷涼地

北海道全域

東北地方(青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島)

標高の高い山岳・高冷地(長野や岐阜の山間部、那須高原、富士山麓など、本州でも夏に涼しい避暑地のような場所)

暖地

冬でもほとんど霜が降りず、1年中暖かい地域です。

  • 具体的な地域例: 沖縄、鹿児島(離島など)、宮崎や高知の南国沿岸部、和歌山(串本など)、千葉(房総半島の一角)など。

中間地(大半の本州・平野部)

関東、東海、近畿、中国、四国、九州の「平野部(一般的な都市部)」は、ほとんどここに入ります。

  • 具体的な地域例: 東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫、広島、福岡などの平野部。
  • 気候: 冬に雪があまり積もらず、夏はしっかり暑い地域です。

我が家のレンタル菜園(シェア畑)の場所は、中間地にあたります。

この青首大根の種を植える時期は、4月下旬~6月中旬までOK!(最適なまく時期は、4月下旬~5月末)

今週末の種まきは、大丈夫ですね。

畑の準備(袋に書いてある内容に補足)

大根の育て方まとめ(スケジュール順)

  1. 畑の準備(種まきの2週間前〜直前)
    • 土にある石をしっかり取り除きます。(石があると大根が二股に分かれるため)
    • 1平方メートルあたり、たい肥 2kg苦土石灰 100g化成肥料 50gを混ぜて、深くよく耕しておきます。
  2. 種まき(発芽適温:15〜30℃)
    • 深さ約 2cmの穴を掘り、種をまきます。
  3. 間引き(まびき)と土寄せ(成長に合わせて)
    • 元気に育ったものを残し、2〜3回に分けて弱そうな苗を抜いていきます(間引き)。
    • 最終的に、1カ所に1株だけが残るようにします(葉っぱが5枚になる頃が目安)。
    • 最後の間引きのときに、株元に土を寄せて(土寄せ)根元を安定させます。特に台風の時期は風で倒れやすいので、しっかり土を寄せます。
  4. 収穫
    • 種をまいてから55〜60日後、長さが約 35cmになったら収穫の合図!

シルバーマルチとは?ないとダメ?

シルバーマルチとは?

畑の畝(うね)を覆う、銀色のビニールシートのこと。

これがないと上手く育たない?

結論から言うと、なくても十分に育つ! 絶対に必要なものではありません。

説明書に「ウイルス病の予防のため」とあるのは、大根の天敵であるアブラムシなどの害虫が「キラキラ光るもの(反射光)を嫌う」という習性があるからです。シルバーマルチを敷くと虫が寄りにくくなり、結果として病気を防げます。

代わりのアイデア
マルチを敷くよりも、種をまいた後に「防虫ネット」をトンネル状にかぶせてあげる方が、手軽で確実に虫を防げるのでおすすめ。

いきなり畑に種を植えないほうが良い?

大根に関しては、「いきなり畑に直接まく(直まき)」のが大正解!ポットなどで苗を育ててから植え替えてはいけません。

大根は、最初に下へ伸びる「1本のまっすぐな根っこ」が、そのまま私たちが食べる大根になります。 もしポットから畑へ植え替えると、その繊細な根っこが傷ついたり曲がったりしてしまい、大根が大きくならなかったり、変な形に分かれたりする原因になります。

最低限、これだけは買い足したい「2つのもの」

苦土石灰(くどせっかい)

  • なぜ必要?: 日本の畑の土は、そのまま種をまくと酸性が強すぎて、大根が病気になったりうまく育たなかったりします。土をマイルドにするために、これだけは事前に混ぜておきたいです。

化成肥料(かせいひりょう)

  • なぜ必要?: 肥料だけだと、大根を「35cm」まで大きく育てるエネルギー(特にチッソ・リンサン・カリという栄養)が不足してしまい、小さく硬い大根になってしまいます。

たい肥があるなら、それだけで十分じゃないの?

結論から言うと、たい肥は「土をふかふかにする(土壌改良)」のが得意で、肥料や石灰の代わりにはなれません。

それぞれ役割が完全に異なるため、たい肥だけで大根を育てようとすると、栄養不足や土の酸性化でうまく育たない原因になります。

人間の食事で例えると…

3つの役割の違いは、人間の健康な暮らしに例えるとすごく分かりやすいです。

  • たい肥 = 「住みやすい家(環境)」 土をふかふかにして、大根の根っこがのびのび呼吸できるようにします。人間でいう「清潔で居心地の良いマイホーム」です。家は絶対に必要ですが、家だけあってもお腹は満たされません。
  • 化成肥料 = 「お肉やご飯(栄養)」 大根を35cmまでドカンと大きく育てるための、純粋な「エネルギー(ごはん)」です。たい肥にも多少の栄養はありますが、ごくわずかしか含まれていないため、ごはん(肥料)を足してあげないと大根が餓死してしまいます。
  • 苦土石灰 = 「サプリメント(体調管理)」 日本の土が持っている「酸性」というトゲを丸くして、大根が病気になりにくい健康な体を作るためのカルシウム(サプリ)です。たい肥には土の酸性を中和する力はありません。

たい肥は「最高のベッド(家)」を作ってくれますが、大根が元気に大きく育つためには、「ごはん(化成肥料)」「健康サプリ(苦土石灰)」も一緒に用意してあげる必要がある、ということなんです。

それぞれ少しずつでよいので、ぜひ混ぜてください。

週末にやること

  1. 大根を植える予定の場所(幅30cm、長さ1〜2mなど)を決めます。
  2. そこに、たい肥をバケツ1杯分くらい苦土石灰をコップ1杯分くらい化成肥料を片手で一掴み(ひとにぎり)くらい、パラパラとばらまきます。
  3. クワやスコップで、とにかく深く(30cm以上)しっかりと耕し、土とよく混ぜ合わせます。
  4. 土を山のように少し盛り上げて、平らな「畝(うね)」を作ります。

このまま1週間ほど土を寝かせてから種をまくのが理想ですが、どうしても時間がなければ、しっかり耕した直後にまいてしまっても、家庭用なら十分に育つ。

土を混ぜてすぐに種をまくよりも、1週間ほど寝かせた方が良いのには、主に「肥料が土に馴染むのを待つため」「根っこが傷つく(肥料焼け)のを防ぐため」という理由があります。

具体的には、土の中で以下のようなことが起こっています。

土にたい肥などを混ぜて1週間寝かせる「3つの理由」

苦土石灰が土を中和するのに時間がかかるから

買ってきた「苦土石灰」は、土に混ざってから化学反応を起こし、ゆっくり時間をかけて酸性の土をマイルド(植物好みの環境)に変えていきます。しっかり土に馴染むまでに、だいたい1〜2週間かかります。

「肥料焼け(やけど)」から根っこを守るため

入れたばかりの化成肥料やたい肥は、土の水分を吸って溶け出し、一時的にその周りの「肥料の濃度」がものすごく濃くなります。 混ぜた直後に種をまいて発芽すると、生まれたばかりの赤ちゃんの根っこがその濃い肥料に触れてしまい、水分を吸い取られて枯れてしまうことがあります(これを肥料焼けと呼びます)。

微生物が活動して土が安定するから

たい肥を土に入れると、土の中の微生物たちが「わーい!ごちそうだ!」と一斉に働き始めます。この活動が始まるときに、ほんの少し熱やガスが出ることがあります。1週間置くことで、その活動が落ち着き、種にとって居心地の良い「安定したフカフカの土」に仕上がります。

もし「今日しか作業する時間がない!」という場合は?

スケジュールの都合で、「今日まとめて種まきまでやりたい」ということもありますよね。その場合は、以下の工夫をすれば当日すぐに種をまいても大丈夫

  • 対策: 種をまく「点(穴)」の真下には肥料を入れず、肥料は周りの土に広めに混ぜ込んでおく。

こうすれば、発芽したばかりの根っこがいきなり濃い肥料の塊にぶつからないため、当日種まきをしても失敗しにくくなる。

種まきから55~60日で、長さ35cmくらいの大根が収穫できる!

よ~し、週末は大根の種を植えてきます!

こんな大根ができるといいなぁ。

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